トリエステのイタリア統一広場 PIAZZA UNITÀ D'ITALIA
トリエステの街のシンボル!
ピアッツァ ウニタ広場
まず始めに、ブログに出てくる全ての場所の名前などはイタリア語表記と日本語で書きますね。えー、、イタリア語で書かれても読めないし、、、、、
なんて心配しているアナタ。全く問題は、ありまへん。
何故なら、全部ローマ字読みすれば80%は通じるからです!
細かく言えば、またいろんな、ややこしい文法なんかの話になるので
そこはひとまず 置いといて!今回はピアッツァ ウニタ広場のお話です。
イタリアでは、その街その街にピアッツァ(広場)があるのが定番で、
いつ何時もピアッツァでイベントが催されます。それはワルツのギネス記録突破のダンスパーティであったり、メタルロックバンドのライブコンサートであったり、クリスマスマーケットであったり、市主催の真面目なイベントであったり、なんでもアリです。
そして、海に面した広場の中では、ヨーロッパで最大の大きさを誇ります。
正面の時計台があるエレガントな建物は市庁舎で、トリエステの建築家 Giuseppe Bruniによって1875年に建て直されたものです。時計台の上には良く見ると二人の素敵な男性ミケッツ君とヤケッツ君が鐘を打ち鳴らしているのが見えます。遠すぎて素敵かどうかすら、わからんやん、、、と思われる目の悪い方は、サンジュスト城に行くと入口に、鐘を打ち鳴らす彼ら2人のブロンズ像の実物大が、お待ちしています。彼らは100年間、時計台の鐘を鳴らし続け、今はゆったりリタイアメントを楽しんでいます。
時計台に向かって左側には、CAFFÈ DEGLI SPECCHIという素敵なカフェがあります。
この広場にあるカフェテリアの中で、イタリア統一広場が、まだ、ピアッツァグランデ(大広場)の名前で親しまれた時代から唯一広場に残る歴史的なカフェテリアです。
どんなに寒かろうと天気の良い日は、みんな太陽の方を向いて座ります。向日葵。
もちろん中でも座れます!コーヒーの種類は、悩むほどあります。。。
左側の一番海寄りに、すごく綺麗な建物があります。
政府機関が入っている建物で、今は、県庁PREFETTURAが入っています。
金色を使ったフィレンツェモザイクが本当に綺麗で、太陽の光の加減でキラキラと
まばゆく光ります。建築家 Immanuel Artmanniの作品。
右側には LLOYD TRIESTINO ロイド トリエスティーノという海運会社の建物があります。ルネッサンス様式で仕上げられ、海水をポンプで引き上げた噴水が彫刻から出る仕掛けが見られます。建築家Heinrich von Festelによるもので、当時彼は建築家として有名で、オーストリアのウィーンには彼による作品がたくさん残されています。
市庁舎をはじめとする全ての建物は、1800年代に建てられたもので
その当時トリエステはイタリアではなく、オーストリア・ハンガリー帝国であった事が建築のスタイルから見て取れるのは、面白いですね。
トリエステ名物の強風 BORA ボーラ、ボラが吹き荒れる時は、
ピアッツァ歩きはオススメできません。最高記録 風速182km/h。。。
あまりにも広すぎるし、吹き飛ばされたら、ホンマにシャレにならへん。。。
お天気の良い晴れた日に、お出かけしてくださいね!